水俣病も自分も消えゆくのか 水俣病公式確認から68年、水俣市の男性患者 苦しみ認められず募る不安
水俣病患者の男性(68)は、水俣市の自宅のベッドで一日の大半を過ごす。家の中の移動も、何かにつかまらないとおぼつかない。自宅前の坂道は数年前から自力で上れない。「体がきつい。いつ死ぬとだろうか」。自分と同じように水俣病が世の中から消えてい...
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