子不認知の二審判決を見直しか 性別変更後に誕生、最高裁

共同通信 2024年4月17日 18:25

 性同一性障害特例法に基づき男性から性別変更した40代の女性が、凍結保存した自身の精子でパートナーとの間に生まれた次女(3)を認知できるかが争われた訴訟で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は17日、双方の意見を聞く上告審弁論を5月31日に開くと決めた。性別変更後に生まれた子の認知を認めなかった二審東京高裁判決が見直される可能性がある。

 二審判決などによると、女性は2018年に家裁での審判を経て戸籍上の性別を変更。パートナーは凍結保存していた精子を用いて18年に長女(5)を出産した。性別変更後の20年に次女も生まれた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧