原発、工程短縮や出力調整が重要 新設で原子力学会が提言
日本原子力学会は26日、新たに建設する原発に必要な要件として、工法を見直して工程短縮を図ることや、再生可能エネルギーとの共存を見据え、出力調整の性能を高めることなどを求めた提言を公表した。2030年代の運転開始を想定する。
政府は昨年、原発の建て替えを含む「GX実現に向けた基本方針」を閣議決定し、原発活用にかじを切った。ただ学会は原発建設には十数年かかるとし「50年までの脱炭素社会を実現するには新増設やリプレース(建て替え)に向けた議論を早期に開始することが重要」と訴えた。
東京電力福島第1原発事故後、各国で原発建設の期間長期化や費用増加が目立っている。
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