原発、工程短縮や出力調整が重要 新設で原子力学会が提言

共同通信 2024年3月26日 17:48

 日本原子力学会は26日、新たに建設する原発に必要な要件として、工法を見直して工程短縮を図ることや、再生可能エネルギーとの共存を見据え、出力調整の性能を高めることなどを求めた提言を公表した。2030年代の運転開始を想定する。

 政府は昨年、原発の建て替えを含む「GX実現に向けた基本方針」を閣議決定し、原発活用にかじを切った。ただ学会は原発建設には十数年かかるとし「50年までの脱炭素社会を実現するには新増設やリプレース(建て替え)に向けた議論を早期に開始することが重要」と訴えた。

 東京電力福島第1原発事故後、各国で原発建設の期間長期化や費用増加が目立っている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧