核兵器の国際管理、実現追求を オッペンハイマー博士の孫
米国の原爆開発を率いた科学者、故ロバート・オッペンハイマー博士の孫チャールズ・オッペンハイマー氏(48)が26日までに、西部サンフランシスコで共同通信の取材に応じた。博士が第2次大戦後に提唱した核兵器の国際管理が実現していれば「核廃絶は成し遂げられていた」と強調した。国際社会は実現を追求すべきだとし、核物質の規制強化を呼びかけた。
博士の半生を描いた映画「オッペンハイマー」はアカデミー賞で作品賞を含む7部門に輝き、大きな注目を集めた。日本では29日に公開が始まり、チャールズ氏は博士の思想を知る「きっかけになる」と訴えた。(サンフランシスコ共同)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
日本の技術で月面探査へ 開発進むルナクルーザー
共同通信 -
日本人はプラ削減意識が低い? 国際調査で「最下位」
共同通信 -
「スシテック東京2024」開幕 2050年を体感
共同通信 -
経産省、核ごみ調査申し入れ検討 佐賀・玄海町に
共同通信 -
宇宙ごみに接近、撮影成功 「世界初」、目標まで数百m
共同通信 -
「宇宙戦略基金」夏にも公募開始 政府、支援対象22項目を公表
共同通信 -
玄海町議会、核ごみ調査請願採択 隣接自治体に戸惑い「寝耳に水」
共同通信 -
IAEA、福島の処理水検証終了 放出一時停止、聞き取りも
共同通信 -
プラごみ垂れ流す蛇口オブジェ 汚染拡大に警鐘、カナダ
共同通信 -
山形知事、再エネ課税に前向き 自然保護と両立図る
共同通信