キャベツ色の南海車両出発 銚電、青い2001F引退

共同通信 2024年3月23日 05:14
 銚子電鉄に導入された新車両「2200系」(左)と引退した「2001F」=9日、千葉県銚子市(同社提供)
 銚子電鉄に導入された新車両「2200系」(左)と引退した「2001F」=9日、千葉県銚子市(同社提供)

 千葉県銚子市のローカル鉄道・銚子電鉄が3月末をめどに、南海電気鉄道から譲り受けた1969年製「2200系」2両の運行を始めることになった。車体は沿線のキャベツ畑をイメージした淡い緑色を基調に塗り直され、本社を兼ねる仲ノ町駅で9日に出発式が開かれた。車両導入は8年ぶり。2両は昨年7月まで南海高野線などを走っていた。

 一方、2色の青で塗られた外装を特徴とし「大正ロマン電車」の愛称でも親しまれた62年製「2001F」2両が今月中旬、老朽化に伴い引退した。京王帝都電鉄(現京王電鉄)で活躍後、伊予鉄道(松山市)を経て2009年に銚電へ譲渡された。解体される予定。

 銚電の営業運行は、中古の6両態勢が維持される。竹本勝紀社長は「皆さまに『シニアモーターカー』として愛されるべく、整備し走らせ続けたい」としている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧