能登半島沖の海底で段差撮影 断層のずれでできたか

共同通信 2024年3月21日 18:41
 石川県珠洲市の珠洲岬北西沖の海底で撮影された段差の映像=11日(東京大大気海洋研究所提供)
 石川県珠洲市の珠洲岬北西沖の海底で撮影された段差の映像=11日(東京大大気海洋研究所提供)

 能登半島地震の震源域である石川県珠洲市や輪島市沖の海底で、断層のずれによってできたとみられる段差を見つけ、水中カメラで撮影したと、東京大大気海洋研究所などの研究チームが21日発表した。周辺では、海上保安庁の調査で海底の隆起が指摘されてきたが、画像で確認されたのは初めてとしている。

 チームによると、珠洲市の珠洲岬北西沖の水深73メートルの海底で、北東から南西に向けて20メートル以上にわたって延びる段差を発見。高さは1メートルに満たないという。段差の壁面や崩落物の破断面に、藻や生物が付着していないことから、数カ月以内にできたとみられる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧