米政権32年型排ガス規制決定へ 大気汚染改善、EV普及促す

共同通信 2024年3月21日 00:37
 米ニューヨークのマンハッタンに向かう車=2月(AP=共同)
 米ニューヨークのマンハッタンに向かう車=2月(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米政権は20日、自動車などの2032年型の排ガス規制最終案を公表した。70億トンを超える二酸化炭素(CO2)排出量が削減され、大気汚染の改善を含めて年1千億ドル(約15兆円)近い利益が社会に還元されるとしている。規制によって電気自動車(EV)の普及を促す。

 ロイター通信によると、昨年4月に公表した厳しい規制の当初案に比べると、内容が緩和された。米大統領選を控え、自動車業界や米経済界に配慮したとみられている。

 米ブルームバーグ通信によると、最終案によって32年には乗用車と小型トラックの販売台数の3分の2程度をEVが占める見通し。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧