ビーバーかじった木材、お土産に 「お歯製」、長崎の動物園

共同通信 2024年3月16日 08:48
 ビーバーがかじった木を持つ「長崎バイオパーク」飼育員の山本燿一朗さん=15日、長崎県西海市
 ビーバーがかじった木を持つ「長崎バイオパーク」飼育員の山本燿一朗さん=15日、長崎県西海市

 「お手製」ならぬ「お歯製」の木材、お土産にいかが―。長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」が、園のビーバーが木材をさまざまな形にかじった“作品”の販売を始めた。樹皮が剥がれてつるつるになったり、先がとがったりと、一本一本、形は異なり、ユニークな飾り物になると話題を呼んでいる。

 製作するのはアメリカビーバーの6歳雄「カフェ」や4歳雄「テラス」など3匹。園によると、ビーバーは樹皮や葉を餌とするうえ、巣の材料にする目的もあり、1日1~3本ほど木をかじる。

 従来は“作品”を廃棄していたが、飼育員の山本燿一朗さん(29)が「かじった後の形状が芸術的で需要がある」と考え、2月に商品化した。

 “作品”のサイズは、長さ40~50センチほど。1本の価格は2千円とし、園内限定で販売。購入後は配送を手配できる。既に10本以上を販売したという。

 山本さんは「木をかじる様子はとてもかわいい。ぜひ園に見に来て、記念に買ってもらえれば」と話している。

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