ビーバーかじった木材、お土産に 「お歯製」、長崎の動物園
![ビーバーがかじった木を持つ「長崎バイオパーク」飼育員の山本燿一朗さん=15日、長崎県西海市](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024031601000246.-.-.CI0003.jpg)
「お手製」ならぬ「お歯製」の木材、お土産にいかが―。長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」が、園のビーバーが木材をさまざまな形にかじった“作品”の販売を始めた。樹皮が剥がれてつるつるになったり、先がとがったりと、一本一本、形は異なり、ユニークな飾り物になると話題を呼んでいる。
製作するのはアメリカビーバーの6歳雄「カフェ」や4歳雄「テラス」など3匹。園によると、ビーバーは樹皮や葉を餌とするうえ、巣の材料にする目的もあり、1日1~3本ほど木をかじる。
従来は“作品”を廃棄していたが、飼育員の山本燿一朗さん(29)が「かじった後の形状が芸術的で需要がある」と考え、2月に商品化した。
“作品”のサイズは、長さ40~50センチほど。1本の価格は2千円とし、園内限定で販売。購入後は配送を手配できる。既に10本以上を販売したという。
山本さんは「木をかじる様子はとてもかわいい。ぜひ園に見に来て、記念に買ってもらえれば」と話している。
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