高浜原発の乾式貯蔵設置を申請 関電、県了承受け規制委に
関西電力は15日、使用済み核燃料を保管する乾式貯蔵施設の高浜原発(福井県高浜町)構内への設置に向け、原子力規制委員会に原子炉設置変更許可を申請した。県内3原発に設置する関電の計画について、県が同日、申請を了承していた。
関電によると、高浜原発には約350トンを保管できる施設を2期に分けて設置する計画で、15日は1期目に当たる約240トン分を申請した。2025~27年ごろに建設するとしている。
規制委の審査では、使用済み燃料を密封する金属製の専用容器(キャスク)の性能が地震や津波で損なわれないか、キャスクを覆うパネルが破損した場合、安全性が確保されるか、などを確認する。
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