西郷隆盛の末っ子写真発見 福岡の子孫所蔵と歴史研究家

共同通信 2024年3月13日 22:27
 1892年撮影と推察される、西郷隆盛の息子らの写真。前列右に着席している男性が酉三で、同左は菊次郎。後列に立っている2人は酉三と同じ学校の生徒とみられる(諫山尚子さん蔵)
 1892年撮影と推察される、西郷隆盛の息子らの写真。前列右に着席している男性が酉三で、同左は菊次郎。後列に立っている2人は酉三と同じ学校の生徒とみられる(諫山尚子さん蔵)

 明治維新で活躍した西郷隆盛の末っ子酉三の写真を福岡県に住む子孫が所蔵していたと、幕末の薩摩藩に詳しい歴史研究家原田良子さんが13日、発表した。裏書きから1892年に撮影したと推察され、原田さんは「酉三の写真が見つかったのは初めてではないか」としている。

 原田さんによると、酉三は隆盛の3人目の妻で正妻とされた糸子との子どもで、1903年に31歳で死去した。これまでに詳しい経歴は分かっておらず、肖像も見つかっていない。

 写真には洋服姿の酉三のほか、東京都内にある成城学校(現・成城中学・高校)の制服を着ているとみられる2人も写っている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧