打ち上げ失敗も強気崩さず 社長「新しい挑戦の糧に」
![小型ロケット「カイロス」1号機が爆発したことを受け、和歌山県那智勝浦町で開かれた宇宙事業会社スペースワンの記者会見=13日午後](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024031301001304.-.-.CI0003.jpg)
「調査中」「申し上げられない」。ロケット打ち上げ失敗後の13日午後に開かれた宇宙事業会社スペースワンの記者会見。原因や発射計画に関する報道陣の質問に、豊田正和社長らはこう何度も繰り返した。関係者に陳謝しつつも「われわれは失敗という言葉は使わない。新しいデータ、経験があり、それは新しい挑戦の糧になる」と強気の姿勢も崩さなかった。
会見は発射場に近い和歌山県那智勝浦町のホテルで行われた。口を真一文字に結びながら会見場に現れた豊田社長は、幹部2人と共に「期待に十分お応えができず、深くおわびする」と頭を下げた。
同席した幹部の1人は時折ため息をつき、落胆した様子も見せた。
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