今春の花見は「安近短」? 物価高が影響57%、予算は微減

共同通信 2024年3月13日 11:04
 東京都台東区の上野公園で、桜を楽しむ花見客=2018年3月
 東京都台東区の上野公園で、桜を楽しむ花見客=2018年3月

 調査会社インテージ(東京)が13日発表した今春の花見に関する調査で、花見を予定する人の平均予算額は6872円となり、昨年に比べ0・9%減少した。物価高と円安が予算に影響するとの答えは57・8%に上り、出費や遠出を控える「安近短」の傾向があると分析した。物価上昇に伴う節約志向は春のイベントにも及んでいる。

 同社担当者は「前年同期より物価が上がっているのに、予算がほぼ横ばいなのは実質的な引き締めと言える」と指摘した。

 調査は2月15~19日に全国の15~79歳の2500人にインターネットで行った。花見を予定するのは昨年から3・2ポイント増の34・5%だった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧