原発処理水、監視継続と強調 IAEAトップ、漁業者に

共同通信 2024年3月13日 11:13
 福島県いわき市での漁業者らとの会合に出席した、IAEAのグロッシ事務局長=13日午前
 福島県いわき市での漁業者らとの会合に出席した、IAEAのグロッシ事務局長=13日午前

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は13日、福島県いわき市で地元漁業者らとの会合に出席し、昨年8月に始まった東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出について「放出はまだ(保管総量の)5%に過ぎず、今後の長いプロセスで多くの努力が必要だ」と述べ、IAEAが第三者の立場で監視を続ける姿勢を強調した。

 グロッシ氏の福島県訪問は昨年7月以来で、放出開始後では初めて。会合には第1原発の周辺自治体の首長や、同県漁業協同組合連合会の野崎哲会長らが出席した。

 午後には、同県富岡町を訪れ、地元の高校生や大学生らと交流。その後、福島第1原発を視察し処理水の放出状況を確認する。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧