東大寺二月堂で籠たいまつ 春の訪れ告げる、お水取り
![東大寺二月堂で行われた「お水取り」で、世話役の「童子」が欄干から籠たいまつを突き出して走ると暗闇に火の粉が降り注いだ=12日夜、奈良市(多重露光)](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024031201001702.-.-.CI0003.jpg)
「お水取り」の名で知られる仏教修行「修二会」が1日から行われている世界遺産・東大寺二月堂(奈良市)で12日、長さ約8メートルの大きな「籠たいまつ」がお目見えした。修二会は大仏開眼と同じ752年から続く、古都に春の訪れを告げる行事。疫病や戦争でも途切れず、「不退の行法」とも呼ばれる。
たいまつは修行僧の道明かり。期間中毎日ともされるが、この日は通常の約6メートルよりも長いものを使う。午後7時半過ぎ、籠たいまつを担いだ世話役の「童子」に導かれ、11人の修行僧がお堂の中へ。童子が欄干から籠たいまつを突き出して一気に走った。暗闇に火の粉が降り注ぐと、多くの参拝客が驚きの声を上げた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
日本人、過去最大の86万人減 少子化を反映、東京のみ微増
共同通信 -
日本人、過去最大86万人減
共同通信 -
先が見通せるお守りが人気 堺市の大鳥大社、コロナ禍で誕生
共同通信 -
500系新幹線、27年に引退 「ロングノーズ」、JR西日本
共同通信 -
能登の復興に願い込め七夕飾り 仙台で展示、被災地へ思い
共同通信 -
大阪の夏告げる天神祭開幕 平安願い「鉾流神事」
共同通信 -
「二つの太陽」相互観賞、和歌山 巡礼道終着市町が国際交流
共同通信 -
豪華装飾の山鉾11基巡行 京都・祇園祭の後祭
共同通信 -
「ギャルみこし」練り歩き、大阪 24日初日の天神祭を前に
共同通信 -
万博、自動運転バスを公開 「レベル2」で公道試験走行
共同通信