洋上風力、EEZに拡大 政府、改正案を閣議決定
政府は12日の閣議で、洋上風力発電を領海に加えて排他的経済水域(EEZ)でも設置できるようにする再エネ海域利用法改正案を閣議決定した。今国会での成立を目指す。2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする政府目標実現に向け、洋上風力発電の導入を拡大させたい考えだ。
松村祥史海洋政策担当相は12日の記者会見で「洋上風力発電は再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札だ。法案の早期成立に向けてしっかり取り組みたい」と強調した。
政府は洋上風力の発電能力を40年に原発約45基分に相当する最大4500万キロワットとする目標を掲げている。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信