中国、宇宙覇権奪取へ日米に対抗 打ち上げ100回、月裏側探査

共同通信 2024年3月11日 16:59
 中国・酒泉衛星発射センターから打ち上げられるロケット=1月(新華社=共同)
 中国・酒泉衛星発射センターから打ち上げられるロケット=1月(新華社=共同)

 【北京共同】中国の習近平指導部は全国人民代表大会(全人代)で「科学技術強国」建設を加速する方針を示した。宇宙開発で米国や日本に対抗し覇権奪取を狙う。今年は100回前後のロケットの打ち上げを目指す。月の裏側の試料(サンプル)を持ち帰る世界初の計画も動き出す。

 独自建設した宇宙ステーション「天宮」の安定運用に向け、今年も有人宇宙船を2度打ち上げ、宇宙飛行士を交代させる。国際影響力を高めるため天宮での他国との研究計画も進み、外国の飛行士の受け入れを準備している。

 今年前半には月面無人探査機「嫦娥6号」を打ち上げ、月の裏側の南極域に着陸させて巨大盆地からサンプルを持ち帰る計画に着手する。

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