震源域、12年ぶり掘削調査 宮城県沖、津波原因解明へ
海洋研究開発機構は11日、機構を中心とする米欧などの国際研究チームが、今年9月から東日本大震災の震源域付近で12年ぶりに大規模な掘削調査を行うと明らかにした。探査船「ちきゅう」を使い水深約7千メートルの海底を掘って岩石などを採取し、巨大津波のメカニズム解明を目指す。
機構によると、調査場所は宮城県沖にある震源域東端の日本海溝付近の2カ所。探査船からドリルパイプを水深約7千メートルの海底に下ろし、地下約450~950メートルを掘削する。チームは米国、フランスなど9カ国の専門家らで構成し、期間は約3カ月を予定している。
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