奄美の「梅次郎桜」が満開 樹齢130年超、見物客も

共同通信 2024年3月11日 05:24
 満開となったツクシヤマザクラ。地元では「梅次郎桜」として親しまれている=10日、鹿児島県宇検村
 満開となったツクシヤマザクラ。地元では「梅次郎桜」として親しまれている=10日、鹿児島県宇検村

 鹿児島県・奄美大島の南部宇検村の山中にあるツクシヤマザクラが満開となり、大勢の見物客が訪れている。樹齢130年以上とされる。白い花を咲き誇らせ、地元では「梅次郎桜」の名前で親しまれている。

 桜は同県大和村との境界近くにある。1887(明治20)年ごろ、茶園や茶畑を営んでいた宇検村田検集落の西山梅次郎氏が植えたと言われる。村の青壮年団が集落の宝として、毎年開花前に付近を清掃している。

 10日訪れた、奄美市の自営業田島道代さん(61)は「島にいながら初めて見た。根元が見事で、山道を行き来した先人たちも同じ景色を眺めていたんだろうと思った」と満足げだった。

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