阿蘇山・草千里で春告げる野焼き 60ヘクタール黒く染める
熊本県・阿蘇山の観光名所「草千里」で9日、春の訪れを告げる「野焼き」が行われた。草木が伸びて景観が損なわれるのを防ぐためで、地元の畜産関係者ら約110人が参加。冬の間に枯れた草に火を放つと、パチパチと音を立てて炎が広がり約60ヘクタールを黒く染めた。
草千里を見渡せる駐車場には県内外から多くの見物客が訪れた。
草千里は噴煙が上がる阿蘇中岳を望む草原。かつては伸びた草を放牧された牛が食べるため野焼きは不要だったが、2010年に宮崎県で発生した口蹄疫の影響で放牧は中止に。草原を維持するため、1968年を最後に中断していた野焼きが2016年に復活した。
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