世界平均気温、2月も史上最高 EU機関発表、昨年から高温続く

共同通信 2024年3月7日 12:15
 雪不足で閉鎖されたスキー場のリフト=2月、スイス(ロイター=共同)
 雪不足で閉鎖されたスキー場のリフト=2月、スイス(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は7日、今年2月の世界平均気温が13・54度で、同月としては1940年からの観測史上最高だったと発表した。これまで最高だった2016年を0・12度上回った。今年1月も同様に記録を更新し、観測史上最高だった昨年に続き今年も高温が続いている。

 産業革命前と同程度とされる1850~1900年の2月の推定平均気温より1・77度高かった。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1・5度に収めることが目標だが、達成は危機的な状況になっている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧