旧渋沢邸の内部公開、清水建設 青森から移設、一般公開を予定

共同通信 2024年3月5日 11:47
 清水建設が報道陣に公開した旧渋沢栄一邸の和風家屋の内部=5日午前、東京都江東区
 清水建設が報道陣に公開した旧渋沢栄一邸の和風家屋の内部=5日午前、東京都江東区

 清水建設は5日、青森県六戸町から東京都江東区の自社施設に移設した実業家渋沢栄一の旧邸宅の内部を報道陣に公開した。2代目当主の清水喜助が建築を手がけ、1878年に完成した当時の姿をそのまま残す。今後は一般公開を予定する。

 渋沢栄一は日本の資本主義の父とされ、肖像画が描かれた新1万円札が今年7月に発行されることで注目されている。旧渋沢邸は木造2階建ての和風家屋のほか、1929年に増築され、応接室などを備えた洋館もある。戦後は国有の会議室などとして使われ、民間への払い下げを経て六戸町で保存されていたものを、2019年に清水建設が買い取った。今年1月には江東区の指定有形文化財になった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧