奈良東大寺へ「お水送り」 春の訪れ告げる神事、福井
![福井県小浜市で行われた「お水送り」で、たいまつを手に遠敷川沿いを行進する参加者ら=2日夜](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024030201001202.-.-.CI0003.jpg)
![福井県小浜市で行われた「お水送り」で、竹筒から「お香水」を遠敷川に注ぐ住職(中央)=2日夜](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024030201001203.-.-.CI0003.jpg)
福井県小浜市で2日夜、若狭地方の清水を奈良・東大寺二月堂の行事「お水取り」へ届ける神事「お水送り」が行われた。春の訪れを告げる伝統行事として親しまれている。
小浜市の遠敷川に注がれた「お香水」は地下を通り、10日かけて東大寺の「若狭井」に湧き出るとされている。
この日、同市の神宮寺境内ではほら貝が鳴り響く中、大護摩がたかれた。白装束の僧侶や多くの観光客らがたいまつを手に、境内から遠敷川に沿って行進。約1・8キロ上流の「鵜の瀬」に到着すると住職が竹筒からお香水を川に注いだ。
お水送りは東大寺二月堂が建立された際、全国の神々が招かれた「修二会」に、若狭の遠敷明神だけが漁に夢中になって遅刻し、おわびに清水を送ると約束したとの故事に由来する。
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