プラ条約交渉「年内完了」 国連環境総会で閣僚宣言
![国連環境総会の会合で拍手する出席者ら=1日、ナイロビ((C)UNEP/Natalia Mroz)](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024030201000176.-.-.CI0003.jpg)
プラスチックごみによる海洋汚染を規制する条約を巡り、国連環境総会(UNEA)は策定に向けた交渉について「年末までに完了させるよう積極的に取り組む」とした閣僚宣言を取りまとめ、1日(日本時間2日)閉幕した。大幅に遅れている交渉の期限を改めて確認した形だ。
プラごみ汚染を国際的に規制する初の条約となる見通しで、UNEAで2022年3月、策定について合意。条約の原案が23年9月に公表された。ただどこまで厳しい義務を盛り込むかなどを巡って各国には大きな隔たりがあり交渉は難航している。
今年11~12月に韓国で開かれる5回目の政府間交渉委員会が最後の交渉となる見通し。
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