月着陸船、休眠状態前最後の通信 米企業「お休み、オディ」
![月の南極近くに着陸した「ノバC」(右)が米国時間2月27日に撮影した画像。中央左付近がクレーター(インテュイティブ・マシンズ提供、共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-03PN2024030101001233.-.-.CI0003.jpg)
【ワシントン共同】民間企業による世界初の月面着陸に成功した米インテュイティブ・マシンズは2月29日、着陸船「ノバC」から最後のデータを受信したとX(旧ツイッター)で発表した。オデュッセウスと名付けた機体に「お休み、オディ。また連絡できたらいいな」と呼びかけた。
月の南極近くの着陸点は夜になるため、太陽電池による発電が終了して休眠状態に入る。搭載機器は低温に耐えるようにできていないが、同社は太陽光が再び十分に当たる3週間ほど後に通信再開を試みる。
ノバCは22日に米航空宇宙局(NASA)の科学機器などを積んで月面着陸に成功、複数の画像や観測データを地球に送信した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信