有人月面着陸機は「攬月」 中国、30年までに実現

共同通信 2024年2月24日 16:25
 中国人による初めての月面着陸で用いる月面着陸機「攬月」(右)と新型の有人宇宙船「夢舟」のイメージ(中国国営中央テレビ電子版から・共同)
 中国人による初めての月面着陸で用いる月面着陸機「攬月」(右)と新型の有人宇宙船「夢舟」のイメージ(中国国営中央テレビ電子版から・共同)

 【北京共同】中国有人宇宙プロジェクト弁公室は24日、中国の有人月探査に用いる月面着陸機の名称は「攬月」、新型の有人宇宙船は「夢舟」に決まったと明らかにした。国営通信新華社が伝えた。

 「宇宙強国」を掲げる習近平指導部は、2030年までに中国人による初めての月面着陸を目指している。米国が進める月などへの宇宙探査「アルテミス計画」に対抗し、宇宙開発で主導権を獲得したい考えだ。

 昨年名称を公募し、寄せられた約2千件から専門家が選んだ。攬月は中国の建国指導者、毛沢東が詠んだ詩の「可上九天攬月(天に昇り月をつかむ)」から取った。夢舟は「中国人の宇宙への夢を乗せる」ことを意味しているという。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧