米企業の月着陸船は横倒し 機器は稼働、南極近くで
![月着陸船「ノバC」が横倒しになった状況を説明するインテュイティブ・マシンズのアルテマスCEO(NASAの中継から・共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-02PN2024022401000326.-.-.CI0003.jpg)
【ワシントン共同】民間企業による世界初の月面着陸に成功した米インテュイティブ・マシンズは23日、オンラインで記者会見し、着陸船「ノバC」の機体は、横倒しになっている可能性が高いと明らかにした。当初は直立していると思われたが、取得したデータを精査した結果、詳しい状況が判明した。
アルテマス最高経営責任者は、横倒しでも太陽電池による充電ができていると説明した。月面の日没までの9日間は電子機器が動かせる見込み。米国の宇宙機の月面着陸はアポロ17号以来52年ぶりで、同社に科学機器の輸送を発注した米航空宇宙局(NASA)幹部は「巨大な成果だ」とたたえた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信