東海沖の津波観測再開、気象庁 システム復旧も、地震速報は遅れ
![静岡県御前崎沖で、修理した海底ケーブルの敷設作業=9日(NECネッツエスアイ提供)](/sites/default/files/images/newspack/2024-02PN2024022201001494.-.-.CI0003.jpg)
2022年12月から海底ケーブルの損傷で使えなくなっていた東海沖の地震観測システムについて、気象庁は22日、復旧作業を終え、津波の観測を再開したと明らかにした。緊急地震速報へのデータ活用は、誤発表を防止するため正常に動作するか確認しており、周辺が震源の地震が起きた場合、最大13秒遅れる状態はしばらく続くとしている。
気象庁によると、ケーブルは静岡県御前崎市の観測所から三重県沖まで、地震計5カ所と津波計3カ所をつないでいる。22年12月16日に障害が発生し、御前崎沖4キロ付近でケーブルが破断していた。原因は不明。新たなケーブルでつなぎ合わせ、津波計は使えるようになった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信