アオウミガメ産卵、今季初か 鹿児島で2月上旬に確認
鹿児島県瀬戸内町の加計呂麻島で今月上旬、季節外れのアオウミガメの産卵が確認された。日本ウミガメ協議会によると、アオウミガメ類の産卵は5~7月が多く、国内で今季初の発見例となった可能性がある。産卵を確認した同町の鞠山重子さん(69)は「こんな寒い時期に産卵を見たのは初めて」と驚いていた。
産卵が確認されたのは、ウミガメの産卵スポットとして知られる加計呂麻島東側の徳浜集落。鞠山さんが10日午前7時半ごろ、海岸を散歩中に上陸の痕跡を発見した。奄美海洋生物研究会の興克樹会長が現場写真からアオウミガメの上陸、産卵跡と判定した。
興会長は「海水温が高かったことも影響したのではないか」と話す。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信