能登半島地震「活動は依然活発」 政府調査委、注意呼びかけ
![記者会見する地震調査委員会の平田直委員長=9日、東京都千代田区](/sites/default/files/images/newspack/2024-02PN2024020901002175.-.-.CI0003.jpg)
政府の地震調査委員会は9日、能登半島地震に関し「発生から1カ月が経過した現在も依然として地震活動は活発な状態。今後1~2週間程度、最大震度5弱以上の地震に注意が必要だ」との評価をまとめた。
同日の定例会合で、最近の調査結果などを踏まえ議論した。「最大震度5強や6弱以上の地震についても、平常時と比べると依然として発生しやすい状況にある」としている。
今回の地震では、石川県輪島市で最大4メートル程度の地盤の隆起が確認されており、調査委は「半島の北西岸で、地震に伴う新たな海成段丘(階段状の地形)が認められた」とした。周辺の海底でも隆起があったとした。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
柏崎刈羽の再稼働、経済的恩恵を 自民新潟、経産相に要望
共同通信 -
黒潮大蛇行、赤潮に影響か 瀬戸内海への海水流入減少
共同通信 -
核ごみ直接処分でも技術活用可能 専門家「政策転換を視野に」
共同通信 -
島根2号機、地元首長と意見交換 規制委「現行基準で適切な審査」
共同通信 -
玄海原発で点検遅れ 非常用発電機の動作確認
共同通信 -
北日本「海洋熱波」で昨夏猛暑に 雲少なく日射増、英科学誌発表
共同通信 -
老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
共同通信 -
原発の処理水放出「基準に適合」 IAEA、2回目報告書
共同通信 -
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信