東通原発の津波想定約12m 原子力規制委が了承
原子力規制委員会は9日、東北電力が再稼働を目指している東通原発1号機(青森県)の審査会合で、敷地に到達する津波は最大で海抜12・1メートルとする東北電の想定をおおむね了承した。北海道沖から岩手県沖にかけてのプレート間を震源とする地震と、海底地滑りが複合して発生する場合を想定した。
東通原発では海抜13メートルの敷地に高さ3メートルの防潮堤を設置しており、東北電力は原発への直接的な影響はないとしている。
東北電が2014年に審査申請した時点では、プレート間地震のみで最大11・7メートルの津波を想定していた。
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