放射線欠測は通信障害原因 志賀原発で規制委
原子力規制委員会は7日、能登半島地震で北陸電力志賀原発(石川県)周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部が測定できなくなった原因は、通信回線の断線や無線基地局の電源が断たれたことが原因だったと明らかにした。
今後、詳細な原因究明を進めるとともに、複数の通信事業者の活用や、ドローンなどによる測定の多様化を図る。
規制委によると、志賀原発周辺の監視装置116カ所のうち18カ所から一時データを得られなくなった。現在は全て復旧している。
2018年の北海道地震で北海道電力泊原発周辺の装置からデータが得られなくなったことを受け、通信の多重化を進めていた。
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