マンデラ後、南アフリカ与党苦境 死去10年、ガザ情勢で活路
![マンデラ氏像の横で演説する南アフリカのラマポーザ大統領=2020年2月、ケープタウン(ゲッティ=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2023-11PN2023112801000918.-.-.CI0003.jpg)
【ナイロビ共同】南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離)撤廃に尽力したマンデラ元大統領の死去から12月5日で10年。かつて率いた与党のアフリカ民族会議(ANC)は、カリスマの不在で党勢が衰退。苦境に陥る中、最近は緊迫するパレスチナ自治区のガザ情勢を巡り、イスラエルへの非難を強めている。政権運営の安定化に向け、親パレスチナ野党への接近に活路を見いだしたい党指導部の思惑がにじむ。
ANCはマンデラ政権が誕生した1994年以来、政治を牛耳ってきた。ただ近年は高失業率に苦しむ黒人支持者が離反し、来年実施予定の総選挙では、下院での過半数割れが現実味を帯びている。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
エルトン・ジョンさん労働党支持 7月4日の英総選挙
共同通信 -
金正恩氏が「経済問題」指摘 党総会2日目に演説
共同通信 -
米国が文言調整後も交渉停滞 ガザ停戦案、ハマス反発
共同通信 -
南部州にミサイル攻撃、7人死亡 30人以上けが、インフラ被害
共同通信 -
デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付
共同通信 -
ガザ停戦案に米政権が文言追加か 米ニュースサイト報道
共同通信 -
イラン大統領選、決選投票へ 7月5日、改革派と保守強硬派
共同通信 -
バイデン氏、討論不振も撤退否定 NYタイムズは社説で交代要求
共同通信 -
韓国、外国人労働に「危険外注」 工場火災、少子化も背景
共同通信 -
蘇州で中国人女性の葬儀 邦人切り付け男阻止、刺され死亡
共同通信