ワイン生産量、60年で最低 今年推定、異常気象が原因
【パリ共同】国際ブドウ・ワイン機構(本部フランス)は7日、今年の世界のワイン生産量が過去約60年で最低の水準に落ち込む見通しだと発表した。イタリアやスペインといった主要生産国が干ばつなど異常気象に見舞われたことが原因だとしている。
今年の生産量は推定241億7千万~246億6千万リットル。中間値は244億1千万リットルで、昨年より7%落ち込む見通し。約214億リットルだった1961年以来最も少ない。ただ、今回は初期調査で数値などは今後変わる可能性があるという。
ワインの需要自体も減少しており、価格に大きな影響はないとみられる。
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