「ナラ枯れ」北海道で初確認 害虫被害、南部2町で計9本
害虫が持ち込んだ菌でナラやカシなどの樹木が枯死する伝染病「ナラ枯れ」が北海道で初めて確認された。道が8日までに公表した。枯れたのは南部の松前町と福島町の森林にあるミズナラ計9本。道は被害の拡大を防ぐため、来年5月末までに被害樹木の虫や菌の駆除を進める。
ナラ枯れは一部の広葉樹がかかる病気で、体長約5ミリのカシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介する。被害が拡大すると茶色の枯れ葉が広がり景観が悪化するほか、ヒグマが食べるドングリの不作などが懸念される。
道の担当者は「津軽半島の北部まで被害が拡大しているため、風で飛んできた可能性がある」と話した。
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