川内原発の60年運転認可を報告 九電社長、鹿児島県知事に
九州電力の池辺和弘社長は7日、鹿児島県の塩田康一知事と県庁で面会し、運転開始から40年が近づく川内原発1、2号機(薩摩川内市)の運転期間を20年延長して60年運転を認可されたと報告。「安全、安定運転に万全を期す」と延長に理解を求めた。塩田氏は「分かりやすい情報発信に取り組んでほしい」と要望した。
池辺氏は、安全性向上を目的とした検査手法の開発や専門人材の育成といった自社の取り組みについて文書を提出した。
池辺氏は面会後の記者団の取材で、60年を超える運転を可能にする法律が2025年に施行することに言及。「一般論として、安全性が確保されるのであれば運転した方が良い」と述べた。
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