島根原発、事故想定し避難訓練 来年8月に再稼働予定
島根、鳥取両県は5日、中国電力が来年8月の再稼働を目指す島根原発2号機(松江市)の事故を想定した住民避難訓練を実施した。避難計画の策定が必要な原発30キロ圏に入る両県の住民計約450人が参加。マイカーなどで避難先へ移動する途中、放射線量の測定を受けるなどし、手順を確認した。
島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地しており、事故時に住民が安全に避難できるかどうかが課題となっている。
松江市で震度6弱の地震が起き、原発の冷却ができなくなって放射性物質が放出されたとの想定で実施。住民らは検査場所で放射線量をチェックして除染。岡山県や広島県などの避難所へ向かうなどした。
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