川内原発の60年運転を認可 原子力規制委、国内5~6基目
![原子力規制委員会の定例会合=1日午前、東京都港区](/sites/default/files/images/newspack/2023-11PN2023110101000696.-.-.CI0003.jpg)
原子力規制委員会は1日の定例会合で、運転開始40年が近づく九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の運転期間を20年延長し、60年の運転を認可した。認可は関西電力高浜1、2号機、美浜3号機(いずれも福井県)、日本原子力発電東海第2(茨城県)に続き5、6基目となる。
5人の委員全員が認可に賛成した。杉山智之委員は「審査結果について妥当と考える」と述べた。
川内1号機は2024年7月、2号機は25年11月に運転開始40年となる。東京電力福島第1原発事故を受け、原発の運転期間は原則40年、認可を受ければ最長60年となったが、今年5月に60年を超える運転を可能にする法律が成立した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信 -
月探査車「テネシアス」完成 日本の宇宙企業ispace
共同通信 -
恐竜化石、鳥類“親戚”の新種 トロオドン科、兵庫で発見
共同通信 -
玄海原発の基準津波を見直し 九州電力、政府評価を反映
共同通信