野生タンチョウ鳥インフル 北海道、高病原性調査
北海道別海町で、国の特別天然記念物である野生のタンチョウ1羽が遺伝子検査の結果、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことが分かった。31日までに道が発表した。環境省が国立環境研究所で遺伝子を解析し、高病原性かどうかを調べる。道によると、周辺で他に弱ったり死んだりしている野鳥は確認されていない。
このタンチョウは25日に同町内で死んでいるのが見つかり、27日に環境省の検査で陽性反応が出た。同省は死骸が見つかった地点の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。
北海道では、美唄市と釧路市で今月見つかった野鳥の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されている。
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