ハイパーカミオカンデ公開 稼働中装置の後継、岐阜
![報道陣に公開された「ハイパーカミオカンデ」のドーム状の空洞部分=29日午後、岐阜県飛騨市](/sites/default/files/images/newspack/2023-10PN2023102901000750.-.-.CI0003.jpg)
東大宇宙線研究所は29日、宇宙から飛んでくる素粒子ニュートリノを観測する次世代観測装置で、岐阜県飛騨市神岡町の地下に建設中の「ハイパーカミオカンデ」の一部を報道陣に公開した。現在稼働中の「スーパーカミオカンデ」の後継で、2027年の運転開始を目指している。
計画ではハイパーカミオカンデは、直径68メートル、深さ71メートルの巨大な円筒形水槽の壁に超高感度光センサー4万個を設置し、ニュートリノが水と反応して発する光を捉える。この日は水槽の上にある21メートルの空洞部分を公開した。水槽部分は現在掘削中。26年には光センサーなどを取り付ける。
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