小惑星試料の容器開封難航 米探査機、量は目標達成

共同通信 2023年10月28日 09:02
 オシリス・レックスが持ち帰った容器から小惑星の砂を回収する作業=9月、米テキサス州のジョンソン宇宙センター(NASA提供・共同)
 オシリス・レックスが持ち帰った容器から小惑星の砂を回収する作業=9月、米テキサス州のジョンソン宇宙センター(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米探査機オシリス・レックスが小惑星ベンヌから持ち帰った、石や砂の試料が入った容器のふたを開ける作業が難航している。留め具の一部が外れず、米航空宇宙局(NASA)は数週間かけて打開策を探す。容器の外側にある試料は回収が進み、20日時点で目標の60グラムを上回る70・3グラムに。だが大部分は容器内にあり、総量が分かるのは少し先になりそうだ。

 米国版「はやぶさ」とも呼ばれたオシリスは2016年に地球を出発。20年に約3億2千万キロ離れたベンヌで、探査機のアーム先端にある円盤状の装置を表面に接触させ、ガスを噴射して舞い上がった粒子を収集した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧