探査機デスティニー打ち上げ延期 小型固体燃料ロケット開発遅れで
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、宇宙空間のちりなどを調べる深宇宙探査機「DESTINY+(デスティニープラス)」の打ち上げ予定を、2024年度から25年度に延期する方針を明らかにした。打ち上げに使う小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の開発が遅れているため。
デスティニープラスは、ふたご座流星群の母天体である小惑星を観測。地球に有機物をもたらしたとされる小惑星由来のちり分析などに取り組む。小型ロケットによる宇宙探査手法の実証も目的の一つ。
イプシロンSは、運用中の「イプシロン」の改良型。今年7月、秋田県の実験場で行ったエンジン燃焼試験では爆発事故が起きた。
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