玄海原発の津波対策で公開会合 原子力規制委、地震本部の指摘で
原子力規制委員会は25日の定例会合で、政府の地震調査研究推進本部が九州電力玄海原発(佐賀県)の西にある複数の海底活断層がつながっている可能性を指摘したことを受け、新たに公開の会合を開いて津波想定について議論すると決めた。
地震本部は22年3月、玄海原発の西側約100キロにある二つの断層がつながっている可能性を指摘。九州電によると、これらの断層が連動して動くと2・32mと想定していた「基準津波」が2~3m程度高くなるとみられる。玄海原発の敷地高さは約11m。
地震や津波の審査を担当する石渡明委員は九州電の試算について「きちんとしたデータで計算し確認する必要がある」と強調した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信 -
月探査車「テネシアス」完成 日本の宇宙企業ispace
共同通信