福井知事、工程表容認へ 13日に関西電力社長と面談
![関西電力高浜原発1号機(中央)。右は2号機=7月、福井県高浜町](/sites/default/files/images/newspack/2023-10PN2023101201000784.-.-.CI0003.jpg)
福井県は12日、杉本達治知事と関西電力の森望社長が13日に同県敦賀市で面談すると発表した。関電が10日に示した県内の原発から使用済み核燃料を搬出する工程表を容認するとみられる。
関電は年末までに、使用済み燃料を一時保管する中間貯蔵施設の県外候補地を提示すると県に約束している。6月に高浜原発の使用済み燃料200トンをフランスへ搬出する計画を報告。「中間貯蔵と同等の意義がある」として約束を果たしたとの認識を伝え、県は詳しい説明を求めていた。
関電は今月10日、県外への搬出に向け、原発構内で乾式貯蔵施設の設置を検討することを盛り込んだ工程表を提示した。
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