海水からトリチウム検出 東電、通常精度で3回目
東京電力は10日、福島第1原発の処理水放出口付近で9日に採取した海水から、放射性物質トリチウムが1リットル当たり11ベクレル検出されたと発表した。通常の精度で分析し、検出されたのは3回目。世界保健機関(WHO)の飲料水基準(1リットル当たり1万ベクレル)を大きく下回っていることから、東電は「安全上、問題はない」としている。
東電によると、検出されたのは原発3キロ圏に10カ所ある採取場所のうち、放出口から最も近い場所の海水。8月31日と10月7日の採取分からも、それぞれ10ベクレルと9・4ベクレルが検出されている。残りの9カ所では検出下限値未満だった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信 -
政府機関、AI安全利活用推進へ 偽情報拡散防止、8月に評価公表
共同通信 -
敦賀原発2号機、新基準に不適合 規制委、活断層問題で結論
共同通信 -
岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
共同通信 -
敦賀原発2号機「新規制基準適合せず」
共同通信 -
トヨタ、北米で脱炭素加速 サプライヤーと協力
共同通信 -
火星の岩に微生物の痕跡? 米探査車、証明には遠く
共同通信 -
敦賀原発2号機審査結論へ 規制委が断層判断、初の不合格か
共同通信 -
月探査車「テネシアス」完成 日本の宇宙企業ispace
共同通信