モンブラン標高、2年で2m縮む 夏の降水不足が原因

共同通信 2023年10月8日 17:20
 フランス・シャモニーから望むモンブラン=2022年6月(ロイター=共同)
 フランス・シャモニーから望むモンブラン=2022年6月(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランスの研究者らによる調査チームは8日までに、欧州アルプス最高峰モンブランの現在の標高は4805・59メートルで、過去2年で約2メートル縮んだと発表した。欧州を熱波が襲ったこの夏は降水量が少なく、頂上付近を覆う雪の量も減ったためとみられ、標高は過去22年間で最低レベルとなった。フランスメディアなどが伝えた。

 モンブランの標高は、2001年にチームが初めて調査した時は4810・40メートルだった。その後、13年までは4808~4810メートルの間で推移していたが、13年以降は減少傾向にあるという。前回調査した21年9月は4807・81メートルだった。

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