処理水賠償に相談300件 東電、請求書類50件発送

共同通信 2023年10月5日 19:33
 2回目となる処理水の海洋放出が始まった東京電力福島第1原発=5日午後1時49分(共同通信社ヘリから)
 2回目となる処理水の海洋放出が始まった東京電力福島第1原発=5日午後1時49分(共同通信社ヘリから)

 東京電力は5日、福島第1原発の処理水海洋放出で風評被害を受けた事業者への賠償について、3日までに約300件の相談がコールセンターや窓口に寄せられたことを明らかにした。うち50件は請求に必要な書類を発送した。都道府県や金額など詳細は明らかにしていない。

 東電は風評被害が発生した場合、期間や地域、業種を限定せずに賠償するとしており、早期の賠償を求められた数件については、既に賠償金を支払っているという。処理水は5日に2回目の海洋放出を開始。中国は日本産水産物の全面輸入停止を続けている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧