二松学舎大学長が辞任 研究業績の疑義巡り調査
二松学舎大(東京都千代田区)は4日までに、中山政義学長が辞任したと明らかにした。中山氏の研究業績などに疑義が生じていることについて調査委員会が設置されており、本人が「調査の公平性を確保する観点から辞任することが望ましい」と大学側に申し出た。9月26日に開かれた理事会で承認された。
大学によると、中山氏の論文や著書に、他の専門書と酷似した記述があるといった指摘が学内から寄せられた。9月から外部有識者を交えた本格的な調査が始まった。本年度内にも結論をまとめる方針。
中山氏は法学が専門で4月に学長に就任。当面は高岸直樹副学長が学長業務を代行する。
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