海で希釈…水俣病と重なる 福島原発の処理水放出 熊本学園大・中地教授「強行すべきでなかった」「途中でも最適な方法へ」

東京電力福島第1原発処理水の海洋放出が、24日始まった。海に流して物質を希釈する処分は、有毒な工場排水が垂れ流された水俣病とも重なる。熊本学園大水俣学研究センター長の中地重晴教授(環境化学)は「生物や人間が放射性物質を吸収する可能性があり...
残り 967字(全文 1087字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
水俣病-
水俣病患者、苦難の闘いつづる 関西訴訟原告の坂本さん没後3年 支援者が「続・水俣まんだら」出版
熊本日日新聞 -
除斥主張に「チッソは撤回を」 水俣病集団訴訟で原告
熊本日日新聞 -
「委員と検査手法、再検討を」 水俣病全国連が環境相に意見書
熊本日日新聞 -
水俣病健康調査で検査手法を了承 脳磁計とMRIを先行 環境省の専門家検討会
熊本日日新聞 -
学校給食費の補助拡大に3086万円 水俣市、2025年度一般会計当初予算案を発表
熊本日日新聞 -
水俣市で「咆哮忌」 水俣病救済運動のリーダー・川本さんしのぶ
熊本日日新聞 -
水俣病研究会の有馬代表「企業の安全責任、重み増している」 熊本市で講演
熊本日日新聞 -
「カネミ油症」次世代被害の実態に迫る 稲塚監督がドキュメンタリー映画 「解決していないこと知ってほしい」
熊本日日新聞 -
水俣病特措法の救済線引き見直しを 集団訴訟の原告団体、東京で超党派国会議員に要請
熊本日日新聞 -
水俣病被害者・支援者連絡会、環境相の現地早期訪問を要請 5月慰霊式には「前日入りで十分な懇談を」
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
コロッケ「ものまね道」 わたしを語る
ものまね芸人・コロッケさん
熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。