新種クジラ化石、世界最重量か ペルー、4千万年前生息
![ペルーで「ペルセトゥス・コロッスス」の発掘作業をするチーム(国営アンデス通信提供・共同)](/sites/default/files/images/newspack/2023-08PN2023080401001156.-.-.CI0003.jpg)
【サンパウロ共同】南米ペルーの学者らが南部イカ州サマカの砂漠で、3900万年前のものとみられる新種のクジラの骨の化石を発掘した。全長20メートル、体重は最大340トンとされ、世界で史上最も重い動物と推定される。研究チームが首都リマで2日記者会見し、英科学誌ネイチャーでも2日付で発表した。
ペルーの古生物学者マリオ・ウルビナ氏が約10年前に最初の巨大な脊椎の骨を発見し、チームでこれまでに10以上の脊椎と四つの肋骨、骨盤の一部を発掘。「ペルセトゥス・コロッスス」と名付けられた。
脊椎の一つだけで150キロだが、完全に成長していない個体とみられる。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
国際化学オリンピック日本は金2 神奈川と兵庫の高校生、銀も2
共同通信 -
宇宙ごみの全体撮影に成功 アストロスケール実証衛星
共同通信 -
官房長官、青森の受け入れ歓迎 中間貯蔵施設の使用済み核燃料
共同通信 -
政府、経団連や日商から意見聴取 温室ガス削減新目標で
共同通信 -
青森、使用済み核燃料受け入れへ 協定締結表明、国内初の中間貯蔵
共同通信 -
敦賀原発取り扱い、31日に議論 原子力規制委、新基準不適合で
共同通信 -
青森知事、使用済み燃料の搬入受け入れ表明
共同通信 -
帰還困難区域に風力発電所、福島 来春の避難指示解除を目指す
共同通信 -
溶連菌で妊産婦5人死亡 劇症型、昨夏以降
共同通信 -
本格運用、25年8月以降に 米宇宙船「スターライナー」
共同通信