資材高騰対策で減益、赤字相次ぐ 熊本県内14JAの2022年度決算 需要回復もコスト増続く
県内14JA(総合農協)の2022年度決算が出そろった。農畜産物の販売事業は天候不順による出荷減があったものの、野菜や果物を中心に新型コロナ禍からの回復が鮮明となった。農機や肥料、燃料などを販売する購買事業は、国際情勢や円安を背景とした資材高騰で取扱高を押し上げる傾向が継続。緊急対策による支出などで、当期純損益は9JAで減益、2JAで赤字転落となり、厳しい状況が浮き彫りとなった。
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